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人の交わりにも季節あり。

南方熊楠が孫文と三たびの再会がついにおとずれなかった時に記したことば。


季節はどんどんと、流れていくのだな、と。


# by orebic5_kyon | 2014-12-04 23:33 | ひとりごと
未だ見つかっていないというチンギス・ハンのお墓を探す、というテレビ番組を見る。

「お墓はどこにあると思いますか?また、探して欲しいと思いますか?」と問われたモンゴルの人が、

「存在すべき所にあるはずだし、調べたいとも思わない」
「大事に守ってきた祖先の場所に手を入れてはいけないと思う」
と考えていてとても新鮮だった。

どこにあるのか知りたい、とか、発見!とかが単純に良きこととされている現代の感覚が正しい訳ではないんだよなーと改めて気付かされた気がして。

いろんな所在を明らかにしなくても、"存在すべき所に"あればきっと物事はうまくいく。


# by orebic5_kyon | 2014-12-01 09:11 | ひとりごと
*誰よりも狙われた男
フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作・・・なのにほぼ8割方、いや9割方か?眠りこけていた(爆)
この映画の予告、監督のアントン・コービンのコメントにかなり痺れた。ハッキリとは思い出せないのであるが確か、君をもう見ることが出来なくなると思うと 映画を見終わるのがたまらなく辛い、みたいな。
シーモアホフマンは だらしなくも変態も 色気ある役もできて、とても好きな俳優だ。彼の最後の作品がアントン・コービンの美しい映像で 独特の憂鬱なヨレっとした役で見れて良かった。
まぁ、ほぼ寝てましたが。


*アバウト・タイム
これはもう、ベタと言われようと最高の1本。
タイムトラベルとかラブコメで紹介されてるのが惜しい。これは普通の1日がとても大切に思えるような、そんな映画。
確かにラブの要素あるけど、主人公(赤毛イギリス人でこれまたいい)の恋が始まる時なんて、ロンドンの地下鉄でThe cure のFriday I'm in love とかですよ。それだけでフフフとか思ってしまいますよ。
しかも大好きなビル・ナイがまともな役!それもかなり重要な父息子のキーパーソン。あぁぁぁぁ。
ベタと言われようと(くり返し)最高の1本。
来年尾道でリバイバルあるみたいなのでカサコソとまた見に行きます。

*8月の家族たち
見逃していたのでDVDで。
「こころ」って遺伝するんだな。
最近よくそう思う。

*フランシス・ハ
良かった。
今、見て良かった、と思った。
主人公の決まらなさとか友達との感覚、友達側の感じ・・・。
この映画についてはモノクロがとても似合っていたと思う。
ラストシーンで欠けた丸が収まったような。
あまり感想は言いたくないような、そんな秀作。

あ、でもただ一つ!主人公がダンサー体型とは思えなく・・・。ダンス好きとしてはそこだけは気になった。

*ウィークエンドはパリで
ねてた。
ラスト近辺、カフェで唐突にゴダールの、はなればなれに、のワンシーンを再現する様な箇所があり、とても印象に残った。劇中に前ふりあったのかな(寝ていたので分からない)。特に説明もなく放置・・・でしたが。
年配になってても、サッと被る黒のハットが似合うようなリンゼイ・ダンカン素晴らしい。
アバウト・タイムにも母親役で出ていました。

*バツイチは恋の始まり
うーーーむ。
# by orebic5_kyon | 2014-11-29 01:08 | 映画
このあいだテレビを見ていたら、糸井重里氏がお話をしていた。
スチャダラパーの「彼方からの手紙」、この曲がとても好きなのだと。

" 何人かで遠く遊びに行っている先で何だかもう楽しくて。「あー、アイツもここに来てたらなぁ」っていう内容なんですけども・・・
それを言われる人間、言うことができる人間て素晴らしいですよね。" と。

私はそれを見ていて、思わず涙が出てしまいました。

あーっ何でアイツ今ここにいないんだよーっていうシチュエーションていうのが懐かしい。懐かしいと言ってしまうと戻れない過去のようだけど、ではなくて 段々と段々と、それが形を変えているような。それが良いのか悪いのかふつうのことなのかおとなになってくということなのかわからないけれど。
でもそういう気持ちをふと思い出してみると、すごく美しいなって思ったりするのです。

人にそう言える資質を持ちたいなと。そしてそう言われる人間になれればもっといいのにな、と。
そう思いました。
# by orebic5_kyon | 2014-11-29 00:14 | ひとりごと
9月の終わりから、新しい職場に入る。
全くの新しい職種でなかなかに骨を折っております。

やっとひと月。
自分で言うのもアレですが、仕事を覚えるのは早い方だと思っていた割に、まだ仕事に慣れず。脳の老化を感じて凹んでいるところ。

昔は、おばちゃんを見てると 何故この仕事に気付かない?とかやる気ないんかなとか思ってたけど、あれは違うね。単に脳のキャパの問題ですね・・・。
自分が役立ってないことや今ジャマしてるなってのを察知してしまうのは経年のおかげか。切ない。

この仕事から、初の時間短縮で働いている。ので 朝はゆっくり家の事とかして仕事に行けるのがとても楽(そのせいでなかなか仕事を覚えられん気もするが)。けど、フルで働ける感覚を無くしたくない!
スタンスは楽、で 今の生活リズムには合っている気はするけれど、やっぱり自分を賄う感覚って失いたくないなぁ、と、思う。。。


先月この仕事を始めたころから、何故だかRadioheadのLet Downばかり聴いている。
Radioheadは特別大好きでもないんだけど、この1曲は!!!!!ていうのが強烈にあるバンドだなぁと感じています。
Let Downも、OK conputer の頃は特別に響いてこなかったのに、周回遅れで今、1000回くらい廻っております。謎。
# by orebic5_kyon | 2014-10-28 01:35 | ひとりごと