輸入盤スピリット

隣家のひとは、花オタクである。
軒先には 趣味の範ちゅうを軽く越えた、色とりどりの沢山の花がずらりと並んでいる。日々手入れを欠かさず、植え替えたり 並べ替えたりをくり返しているのであるが、今や市販の苗では物足りず、イギリスから種を個人輸入したりして変わった花を育てているようだ。(商業用じゃないからいいのよね?たぶん)

彼女いわく、やっぱりイギリスの花は"色"が違う、んだそうで、花の事にはあまり詳しくない私も、その 『量販店で簡単に買えない輸入盤7インチシングル』 に通ずる心意気が非常によく解る(つもりでいる)。なので、珍しい花に変わるたび、キレイですね、見たことない色ですね、と言うように心がけている。(そうするととっても喜んでくれるのだ)

先月くらいから、とても大きな珍しい形のケシの花が咲いていた。色は淡い桃色やオレンジで ぼってりと、八重のように膨らんだ変わった花であった。茎の部分もキレイな薄グリーンで それはもう見事なケシである。
おとといの日曜、隣家に行くと その見事なケシが姿を消していた。もう季節が終わったのだな、と思っていると どうやらそうではないらしい。
ケシには栽培してはいけない種があるそうで(麻薬原料にあたる)、不正栽培として保険所から警告が入ったという事であった。そうとは知らず、手塩に掛けて育てていた彼女。すっかりしょげていて気の毒ではあったが かなり笑ってしまった。
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by orebic5_kyon | 2007-06-06 10:18 | ひとりごと