映画/イカとクジラ

本当にこのところ 見る機会の多いアメリカの家族映画。
『イカとクジラ』を見に行く。
見ながらも 面白いなぁと思え、見終わってからもじわじわと面白さが広がってくる映画だった。

内容は、監督の自伝的作品と言うとおり、1986年ブルックリン(’69年生まれの監督が高校生の時ということか)。両親の離婚をきっかけに葛藤する兄弟、関わる両親と変わっていく家族を描いたドラマ。

b0067547_1314384.jpg兄弟への扱いを通して両親(=大人)の姿が見えてくる部分。
妻や他のものを”二流”呼ばわりして自分を大きく見せようとするところ、”通”ぶった文学や映画のセレクト、アイタタ・・な感じが苦笑を誘った。(ここを笑うのがウッディ・アレン的と評されるところ?らしいです) 父親に傾倒した長男が、受け売りを披露するところなど何とも切ない(というか恥ずかしい)。

意地悪な言い方をすれば たとえば、映画館でくすくす笑いを起こすような人が好むタイプの映画だと思う。私もそーゆー時あるかもだから(ヤなんだけどねぇ)。そしてこの映画を見てプッ、とかワッハッハと笑いとばして欲しい。
苦笑したり、笑うという事は、このアイタタな部分を体現しているということなのだから。
ラストは唐突だったけど、たまにはこういう放り投げる終わり方も悪くないかも?って思いました。

音楽はギャラクシー500のディーン・ウェアハム!
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by orebic5_kyon | 2007-01-22 22:57 | 映画