10年目の『東京』

b0067547_14505226.jpg先日リリースされた、曽我部恵一さんの『東京』
アナログ盤のリリースもあるようです!
これは楽しみ。

サニーデイ・サービス『東京』が出てちょうど10年。
今年2006年の夏の全曲弾き語りライブを音源としてリリースしたものです。
Dream Magazineに掲載されている、リリースの経緯やいくつかの理由の一つとして 「同世代へのメッセージ」というのがありました。

 “20代のころは、30歳を過ぎたら こんなに必死になって聴いてる音楽も、いずれはそうじゃなくなるんだろうなって思っていた。でも今も相変わらず音楽が大好きで聴いている”。

曽我部さんと同世代である私自身、胸を突かれた気がします。
私も変わらずに音楽を聴いてはいるけれど、何年も前と同じ温度で音楽を欲しているかといえば、確実に温度差は生じていて その差に違和感を感じる時があるからです。

結婚や育児 また仕事で忙しくしている同世代の友人と自分の違いを考える時もあるし、最近では自分が本当に音楽を聴くことを求めているのか?解らなく感じる時も多いのです。映画や音楽はもちろん好きだし、自分の生活の中でも大きく存在を示している気はする。けれど 自分が何かそこを言い訳にしているような気も同時にするのです。
自分の為だけにお金や時間を使いすぎてしまっている事に、ひどくアンバランスさを感じてしまう時があるのです。
でもまた同時に、純粋に音楽を好きでいることに安心したりもするのですが。

インタビューでは他の理由として、”過去の作品を演奏することで現在進行形の自分を見せる感じがいいなという気持ち”ともありました。

どのアーティストにおいても同じでしょうが、作り手と受け手が同じ瞬間を生きれるのは音源が世に出たその時しかないのかもしれません。
その時点から曲はそれぞれ違った生き方をしていくようにも思えました。

そうやって『東京コンサート』が 10年経った今聴く一枚、になれば良いなと思いました。
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by orebic5_kyon | 2006-10-24 22:21 | 音楽